読んだ本: 2009年12月アーカイブ

昨日ハワイから帰ってきて,今日は朝から沖縄へ行きます.
ハワイでは,担々麺の(恐らく)チャーシューのような肉にあたったのか,
食あたりで2日間寝込んでいました.発表が最終日で良かった.

行きの飛行機で読んだ本に関して,とりあえず久しぶりに書いてみようかと.時差ぼけで
早く起きちゃったので.

京セラ・DDI(現KDDI)創始者の稲森和夫氏の著作.完全に理系な方なのだが,言っていることが,
浅見帆帆子女史と近い点がおもしろい.どうも人生には,何か知られざる力が外側から働いている,
と感じる人間が何人もいることが興味深い.もともと仏教的な背景を持った方で,現在仏の道に入っているそうだ.読んでいて反省すること沢山.

「日々の労働によって心は磨かれる」,「相手の立場を考え,思いやりを持って相手に接する」は重要だなーと感じた.

稲森氏の,「心を磨く,6つの精進」.

1. 誰にも負けない努力をする.
人よりも多く研鑽する.また,それをひたむきに継続すること.不平不満を言う暇があったら,一センチでも前に進み,向上するように努める.

2. 謙虚にして驕らず.
「謙は益を受く」という中国古典の一節の通り,謙虚な心が幸福を呼び,魂を浄化させることにもつながる.

3. 反省のある日々を送る.
日々の自分の行動や心のありようを点検して,自分のことだけを考えていないか,卑怯な振る舞いは無いかなど,自省自戒して,改めるように努める.

4. 生きていることに感謝する.
生きているだけで幸せだと考えて,どんな小さな事にも感謝する心を育てる.

5. 善行,利他行を積む.
「積善の家に余慶あり」.善を行い,他を利する,思いやりある言動を心がける.そのような善行を積んだ人には良い報いがある.

6. 感性的な悩みをしない.
いつまでも不平を言ったり,しても仕方のない心配にとらわれたり,くよくよと悩んでいてはいけない.そのためにも,後悔をしないようなくらい,全身全霊を傾けて取り組むことが大切.


人を惑わせる「三毒」: 怒り,欲望,愚痴 百8つある煩悩の内でも,ことに人を苦しめる元凶.
六波羅蜜: 仏の道において少しでも悟りの境地に近づくために行わなくてはならない菩薩道を記したもの.心を磨き,魂を高めるために不可欠な修行.
1. 布施: 世のため人のために尽くす利他の心をもつこと.施しという意味ではなく,自己犠牲を払ってでも広く人々に対して尽くすことを言い,またそれができなくても,そのような優しい心をおつこと.
2. 持戒: 人間としてやってはならない悪しき行為を戒め,戒律を守ることの大切さを説くこと.
3. 精進: 何事にも一生懸命に取り組むこと.
4. 忍辱(にんにく): 苦難に負けず,堪え忍ぶこと.人間は生きている間に様々な苦難に遭遇するが,そこから逃げることなく耐えて更に努力を重ねることが,心を鍛え,人間性を磨く.
5. 禅定:せわしない社会の中でも,一日一回は心を静め,静かに自分を見つめ,精神を集中して揺れ迷う心を一点に定めることが必要.座禅や瞑想をしなくても,一時の時間を見つけて心を静めることが大切.
6. 智慧: 布施,持戒,精進,忍辱,禅定の5つの修養に努めることによって,宇宙の「智慧」,すなわち悟りの境地に達することができる,とされている.

死ぬ前には悟るぞ−!