Noam Chomsky: ノーム・チョムスキー

| | コメント(4)

Noam Chomsky: ノーム・チョムスキーという題名の本を読んだ。これはチョムスキーの講演・インタビューをまとめたものだ。

チョムスキーと言えば、著名なMIT教授の言語学者であり、ベトナム戦争以降アメリカ批判活動を行う知識人である。ここに詳しく経歴がある。

チョムスキーというと、我々の業界だと「言語論」を読むのが常套だと思われるのだが、いつまで経っても読み切るチャンスがなく、もう4年くらい手元にあります。この本は本屋でたまたま見つけ、少し読んでみると面白いので買ってみました。

内容はこれまでの歴史の中でアメリカが世界に対してどのようなことを行ってきたのか、軍事支援はどのような組織に対して行ってきたのか、国連の中でどのような活動をしたのか、全く報道されてない事実を明らかにします。
分かったことはアメリカは常に他国の反政府組織に軍事支援を行い虐殺を支援していること、その目的は投資環境を整え利益を生める環境を作ること、もしも反政府組織が無いようならば自分たちで攻撃すること、等。

引用。

サダム・フセインについて考えてみましょう。ブレアやブッシュ、クリントンやオルブライトがイラクでの戦争を呼びかけるとき、彼らは常に同じような言い方をします。”あれは歴史上、最悪のモンスターだ。あんな人間の存在を許しておけるだろうか。彼は究極の罪を犯した。自国民に対して毒ガスを使ったのである。どうしたらあんな人物を生かしておけるのか。”
こうした言い分はすべて正しいですよ。ただ一点、語られずにいることを除けば。彼は自国の国民に対して毒ガスを使用しました。”我々の支援のもとに”。彼は”我々の支持のもと”にアンファル作戦を遂行し、恐らく十万人のクルド人を殺したのです。彼は大量破壊兵器を開発していました。そして”我々は、それがはっきりわかっていながら彼を援助し、支持しました。彼は友だちであり、仲間でした。そして、その後もそうでした。”

アメリカ人が最もこういう情報に疎いというのが、情報操作、メディア操作の怖いところ。
割と世界の見方が変わる。

コメント(4)

takei :

チョムスキー本もってるぜ。よむ?3冊くらい持ってた気がする。こういう発言をできる環境であるUSってすごいなとも思うけど、ライスとかが支持される国であるところが複雑なんだよね。やっぱり教育か問題は。

imaq :

コメントありがとうございます。実は読みたい本がたくさんあって、何時返せるか分からないので止めておきます。

やっぱり教育は重要ですね。ニュートラルな状態から洗脳できちゃいますし。

という意味で、チョムスキーの「教育論」を読んでみたいなぁ、とは思っています。後、日本人がプロデュースしたDVDってのも見てみたいと思ってます。

摩耶 :

お久しぶりです♡♡

なんかスゴイ本読んでるんですね~。
これってイマQさんの専門分野だっけ??

摩耶は今日は米沢通訳出張帰りです。
いや~、本業じゃないことはやるもんじゃないなあ、って
改めて思いました。肩バキバキいってる…(><;

今度また近々飲みに行きましょうね~☆☆

imaq :

全然専門じゃないっす。単なる好奇心。

そうだねー、また飲み行こう。

コメントする

このブログ記事について

このページは、ImaQが2006年7月31日 01:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「近況 2006/07」です。

次のブログ記事は「火垂るの墓」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01